小児一般外来について
受診の対象となるのは、発熱や感染を疑う症状のない方です。小児一般外来では、小児科専門医が、生まれて間もない赤ちゃんから15歳までを対象に診療します。アレルギーの心配、湿疹、鼻づまり、体重増加の心配、体形の心配、便秘、夜尿など幅広く診療を行います。なお、アレルギーを疑う症状で当院を初めて受診される場合は、まずはこちらの小児一般外来を受診いただき、アレルギー専門の診療が必要そうであれば、アレルギー外来へご案内します。小児科診察に加えて耳鼻科の診察も必要な場合や、耳鼻科の診察をご希望の場合は小児科診療の流れで2階の耳鼻科へご案内します。耳鼻科と情報を共有し、スムーズな2科の受診が可能です。
外来診療を通して皆様が幸せに暮らしていけるお手伝いをできればと思います。
当院の検査機器、検査可能な項目
身長体重測定
赤ちゃん用と乳幼児以上用の計測器をそれぞれご用意しております。体重と身長の測定が同時に行えます。
血液検査
- 院内血液検査
- 少量の血液で体の状態を評価します。
- 院外血液検査
- アレルギー検査やホルモン検査など特殊な項目については、結果がわかるまでに数日かかります。
尿検査
当院では、最大10項目を検査できる機器を採用しています。
検査できる項目は白血球、亜硝酸塩、ウロビリノーゲン、蛋白質、pH、潜血、比重、ケトン体、ビリルビン、ブドウ糖です。
各種迅速検査
症状と経過、家庭内や周囲でどのような感染症が流行しているかを考慮し、必要であれば迅速検査を行います。
- のどの検査
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- 溶連菌
- アデノウイルス
- 鼻の検査
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- RSウイルス
- ヒトメタニューモウイルス
- インフルエンザ
- マイコプラズマ
- 新型コロナウイルス
- おしり・便の検査
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- ロタウイルス
- ノロウイルス
BioFire® SpotFire®システム
鼻咽頭ぬぐい液1回の採取で15の病原体がPCRで一度に検査できます。
- 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)
- 季節性コロナウイルス
- インフルエンザA
- インフルエンザA/H1-2009
- インフルエンザA/H3
- インフルエンザB
- ヒトメタニューモウイルス
- アデノウイルス
- RSウイルス
- ヒトライノウイルス/エンテロウイルス
- パラインフルエンザウイルス
- マイコプラズマ・ニューモニエ
- クラミジア・ニューモニエ
- 百日咳菌
- パラ百日咳菌
を検査できます。検査をしたその日に結果をお伝えします。
細菌培養検査
細菌感染が疑われる場合に、鼻汁・咽頭粘液、皮膚浸出液、尿、便などの検体を採取し、病気の原因となっている菌の種類や効果のある薬剤を調べる検査です。適切な抗菌薬を選択するため、抗菌薬の投与前に行います。
スポットビジョンスクリーナー
近視・遠視・乱視・斜視などの目の見え方の異常を10秒程度で調べることができます。生後6か月から検査可能なことが多いです。
予約方法
WEBもしくはLINEで【初診】もしくは【再診】を選択の上、小児一般外来よりご予約ください。
当日お持ちいただくもの
- 母子健康手帳
- マイナンバーカード
- 各種医療証
- (診察券)